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医師

症状の特徴を知る

精神的な病は自分で改善することが難しいだけでなく、自分では気づきにくいといった特徴もあります。そのため、精神的な病を改善するためには、周りのフォローが必要な場合も少なくないのです。身近に躁鬱病の診断が必要そうな人がいる場合も、自分では気づいていない可能性があるため、医師の診断を受けるよう話をしてみましょう。

診断を勧める時には

躁鬱病の特徴として、感情の起伏が激しくなるという点があります。そして、この感情の起伏は明確な理由がない場合にも起こりうるため、身近な人で急に怒りっぽくなった、または急に落ち込んでいることがある、といった場合には病院で診断を受けるように話をしてみましょう。病院で診断を受けて治療を受ければ元の自分に戻ることが出来るため、知り合いが躁鬱病を原因に対人関係のトラブルを起こしてしまう前にアドバイスをすることが重要です。

状態や使う薬によって値段は変わってきます。

躁鬱病かもしれないということを本人に伝え、病院の診断を受けるよう勧めるのはとても大切なことですが、なかなか相手に伝えられない人もいるでしょう。また、相手からしても突然躁鬱病であることを突きつけられてもパニックになって心のバランスが崩れてしまうため、まずは相談に乗る所から始めることが大切です。しっかり相談に乗ってあげればその中で病院の診断を受ける話もすることが出来るため、慌てずに相手の近況を伺うことから始めてみるといいでしょう。

DSM-IV-TRを使って躁鬱病の診断が下されています。

躁鬱病患者が診断を受ける場合、医療機関によって差があるものの、価格面において診断そのものはうつ病患者の場合とそこまで変わりませんが(3割負担で2000〜3000円)、薬の種類がうつ病患者より増えることが多いため(主に気分安定剤、抗精神病薬、抗うつ薬に加え、睡眠薬が使われます)、その分薬代も積み重なります。勿論気分安定剤や抗精神病薬、抗うつ剤にしてもどの種類の薬を使うかによって値段が変わってきます。新薬ほど高い傾向にあります。それでも診断の際に出される薬は一種1000円くらいかかることが多く、4種類になれば、4000円くらいになります。 特に、躁鬱病の場合は一生服用が必要となるため、制度利用などの経費対策が必要となります。

躁鬱病の診断は、本人または家族等の同伴者の口述によって決められることが多いですが、多くはうつ状態とよばれる症状(いわゆる気分の落ち込みや不安状態などうつ病の典型的な症状)と躁状態と呼ばれる症状(気分の抑揚、自尊心の肥大)の双方が認められるか、それに加え、生活に著しい支障が出ていかが診断の軸となっています。また、同じ躁鬱病でも躁状態がうつ状態と混合している場合は双極I型障害、躁状態が軽躁状態の場合は双極II極障害と分類されます。 これらの躁鬱病の診断はアメリカの精神医学会が定めたDSM-IV-TRという診断基準をもとに決められています。DSM-IV-TRは現在、躁鬱病に限らず、多くの精神疾患の診断の際に用いられています。

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